映画地上の星―二宮金次郎伝ロケ地・撮影場所(学校にある銅像の意味)

地上の星―二宮金次郎伝ロケ地

映画『地上の星―二宮金次郎伝』のロケ地は、小田原市や栃木県日光市、真岡市、静岡県掛川市など二宮金次郎と関わりが深い土地で行われました。

撮影は2017年9月中旬から2018年11頃までを予定しているとのことです。

撮影期間も長く、地元エキストラの方の協力もたくさん仰ぎながら作成された映画になります。

そんな、映画『地上の星―二宮金次郎伝』のロケ地を、エキストラの募集要項や公式ツイッター、各マスコミ報道などをもとにまとめましたので参考にしていただければと思います。

成田山新勝寺

千葉県成田市成田1

『地上の星―二宮金次郎伝』クランクインの場所は、千葉県成田市にある成田山でした。

クランクイン当日はあいにくの雨だったようです。

小田原市酒匂川の田園

『地上の星―二宮金次郎伝』の田んぼでの作業シーンは、神奈川県小田原市酒匂川の田園で行われたようです。

稲刈りの様子や雨を使ったシーンの撮影がエキストラを交えて行われました。

また、酒匂川の河川敷では数百人規模のエキストラの参加もあり、迫力のある撮影が行われたようです。
エキストラは、地元公民館でカツラや衣装を身に付けて本番に臨んだようです。

浦和くらしの博物館民家園

地上の星―二宮金次郎伝ロケ地『博物館民家園』
埼玉県さいたま市緑区下山口新田1179−1

さいたま市緑区にある、市内最古の建築住宅『浦和くらしの博物館民家園』でも撮影では、マスコミ報道もあったようです。

二宮金次郎が住む家と言う設定で登場してくるかもしれません。

尊徳記念館

地上の星―二宮金次郎伝ロケ地『尊徳記念館』


神奈川県小田原市栢山2065−1

小田原市にある、尊徳記念館(そんとくきねんかん)では平成30年4月18日(水)に住宅内部のシーンの撮影が行われたようです。

尊徳記念館では、二宮金次郎役の合田雅吏さんをはじめ、オーディションで選ばれた幼少期の金次郎兄弟を演じる子供たちが参加したようです。

二宮金次郎ってどんな人?

二宮金次郎ってどんな人?
二宮金次郎は、幼い頃に近所の川の氾濫によって田畑が損害を受けてしまい、その復旧に借金をしてことから貧乏生活に陥りました。

それから数年経ち、父親が亡くなり一家の生計を二宮金次郎が立てることになります。

二宮金次郎は、それでも親族の家で働きながら勉強にいそしみ、20歳の頃に田んぼを買い戻し、その田んぼを貸すなど事業を拡げて収入を増加させ、自身も武家に出世するなど成功します。

小学校にある薪を背負っている二宮金次郎の銅像は、そうゆう努力の象徴として飾られているんですね。

ちなみに、二宮金次郎の本名は二宮尊徳(にのみやたかのり)と言います。
『金次郎』という名は、通称になるわけですが、昔の人は本名で呼ぶことを避ける慣習があったため、呼びやすい金次郎になったと言われています。

生誕:1787年9月4日
死没:1856年11月17日

まとめ


映画『地上の星―二宮金次郎伝』は、江戸時代の農村復興に尽力した二宮尊徳(金次郎)を描く映画になりますが、これまで二宮金次郎の幼少期を作品化した『二宮尊徳の少年時代』は映画化されていましたが、二宮金次郎の生涯にまつわるエピソードは初めての作品になります。

努力して成功した二宮金次郎ということでとても興味深い作品ですね。

劇場公開は、2019年5月の全国公開を予定しているとのことです。

■公開情報
監督:五十嵐匠
脚本:柏田道夫
原案:三戸岡道夫