来ました!
私の大好物なサスペンス系でした!
皆さんもそうだと思いますが、パッケージや書いてある紹介文や出演者などを見て面白いかどうかって判断すると思うんですがやっぱりその情報だけだとミスりますよね^^;
万全を期して選んだはずの作品が見たら『俺の休日返してよ〜』ってなります(大袈裟)。
今回ご紹介する『ザ・ドア』もパッケージは私のドストライクな内容ではありましたがなにぶんミスも多い私の事なのでおっかなびっくり見てみた所、嬉しいほうのサプライズで凄く面白かったです!
タイムスリップ系が好きな人は満足すると思いますよ。
ザ・ドア予告
評価
6点(10満点中)
あらすじ
画家のダヴィット(マッツ・ミケルセン)は浮気を繰り返すダメな旦那でした。
その日も浮気でまだ幼い自分の娘を一人家に置いて家を出て行ってしまいます。
そして帰ってくると娘がプールで溺れていて死んでしました。
娘が死んでから5年、家族はバラバラになり自分への後悔の念を抱いて生きているダヴィッドはひょんなことから洞窟を見つけます。
その洞窟を抜けるとなんと娘が溺れて死ぬ、あの日に(5年前)にタイムスリップしていました。
しかし、そこには5年前の自分もいる、ダヴィッドは娘を水死から救出して幸せを手にいれられるのか?
5年前の世界でどう生きるのか?
異色なタイムスリップ系作品です。
見所
この作品が面白いのは、5年前にタイムスリップしてくるのがダヴィッドだけではないという所です。
そうなると過去の自分がいるわけですが、その過去の自分や過去の周りの人間とどう付き合っていくのかという人間関係の部分が非常に手に汗握ります。
作品自体は100分程度なんですが、その間ずっとドキドキしていました。心臓に悪い作品です^^;
そして、タチの悪い事にその未来から来た人間を統括する近所のオヤジがダヴィッドや他の未来人によからぬことを吹き込んで過去の世界を好き勝手に支配しようとします。
未来と過去の自分が、近所のタチの悪いオヤジによって狂っていく様子に全くストーリー展開が読めませんでした。
ザ・ドア感想
タイムスリップ系ってたくさんありますが、『ザ・ドア』のように展開していく作品は初めてでした。
大切な娘を亡くしてその娘を助ける事をテーマにするのかと思っていたら全く違うストーリーに流れて行って『次はどうなるんだろう?』という予想ができない展開になっていくことでどんどん物語に引き込まれてしまいました。
そしてタイムスリップ系には多いかと思いますが、見終わっても嫌な感じはしませんでした。
何度も見たくなる作品ではないけど、これはこれで面白いと思います。
タイムパラドックス系が好きな方は別ページにもレビュー記事がありますので、そちらのページをご覧になっていってください。
⇒ 【ネタバレ】プリデスティネーションを時系列と共に解説してみた
⇒ 【多少ネタバレ】タイムパラドックス系映画ルーパーを観た感想