実は何年か前にゲオで見かけてずっと見たいと思っていた作品がありました。
でもその作品は、棚に何本もあるような作品じゃなくて1本しかなくて、タイトルも忘れちゃってて結局諦めていました。
がしかし、最近の私の深夜の大人な時間、今日は何観ようかなぁ~って、U-NEXTでパラパラ~って作品を見ていたら、あの時のこの作品があったんです!
タイトルは『バスルーム裸の2日間』!!!そうそう、コレッ!!!
見つけた時めっちゃ興奮した!
念願かなって今回見ることが出来ました。
バスルーム裸の2日間予告
評価
4点(10点満点中)
あらすじ
ジャーナリストのミゲルはいくつくらいの設定か分かりませんが見るところ70歳くらいかな。
物書きの世界で結果を残してきた、その世界では著名な人物だけど、めちゃくちゃ偏屈ジジイ!
そんなミゲルに憧れるのは、大学生のアンジェラ。
アンジェラはミゲルから色々と学びたいと考えインタビューをすることになりますが、偏屈おやじミゲルは若い女の事をどうにかものにできないかと、理屈を並べ立てて行動します。
ミゲルの友人のアトリエに二人は場所を移し
服を脱いでほしい
いやらしい意図はないよ、私は芸術作品が見たいんだ。
なんて、オシャレなエロ発言をブチかまし、ちょっとその気になってしまったアンジェラは裸になってしまう。
ただ、この作品はここでは何も起きない。
というより、正気に戻ったアンジェラはやっぱり帰ろうとして、シャワーを浴びる。
と、そこに偏屈おやじミゲルが入ってきて、その拍子でシャワー室の扉が閉まってしまう。
これが建付けの悪い扉で開かない。
ということで、アトリエの持ち主が帰ってくるまで素っ裸な男女二人がシャワー室で繰りなすリアルな人間模様がこの作品です。
偏屈ジジイが美女を落とす瞬間が見られる
ソウとかキューブとか、ある一定の場所で起こるサスペンスをワンシチュエーションスリラーとか言いますが、この作品にサスペンス的なことは起きません。
永遠偏屈おやじのジャーナリスト口調独特の曲がった表現を聞かされる作品です。
ただ、おじいちゃんとは言え裸の男女が密室空間にいるわけですから、見ているこっちはどうなるのか展開が気になる!
っていうか、エロおやじがどうゆうテクを使ったら美女を落とせるのかがひじょーーーに気になる!
結論を言うと、テクであれこれ口説こうとするんですが全て失敗していまいます。
そして落ち込んでいるミゲルを見て同情心からアンジェラは心を開くことになります。
このシーンは『エロい』と言う感じではなくて、雰囲気いいですね。
女性が見ても嫌な感じはしないと思います。
偏屈エロおやじミゲルの曲がった名言
読者の為じゃなく、カネの為に書いてる
これじゃ、ゴリラも縮こまってしまう
過大評価された者だけが文筆で生計をたてられる
耐えきれるならば、絶望するのはいい体験だ
私たちを隔てるレンズが多すぎる
ジーンズは脱がない事を前提にした服だ
80分ずっと風呂場
この作品は100分作品ですが、冒頭部分を除いて80分ずっと風呂場です。
そしてサスペンス的なことは起こらず、ミゲルの曲がったお言葉を聞かされることになります。
私も途中、見るのを止めてしまおうかと思ったほど途中退屈でしたが、『次はどうなるんだ?』という期待感から再生し続けました。
ですが『次の展開』というものはなく、その後にあったのはミゲルが額縁を映画に見立てて朗読ショーが始まります。
ちょっとこれが面白いんだけど、やっぱり見ている方がすると退屈な感じでしたね。
『ワンシチュエーションで結果を出せ』というお題大会があるなら、結構良いところまでいきそうな感じですが。
バスルーム裸の2日間感想
退屈な作品
これ以外に感想はありません(笑)
風呂場で裸の男女という設定は100点ですが、展開がないぶん退屈でした。
作品中盤でこの作品の山場を迎えて(30分頃)あとはゆっくーーーり、終わりに向けて下っていくって感じの作品です。
ちなみに、アトリエの持ち主が次の日の朝に戻ってきてくれて風呂場に閉じ込められている二人を救出してくれます。
終わり方もなんともあっけない感じ。
密室系が好きな方は別ページでもレビュー記事を書いていますので、興味があればそちらのページも見ていってください。
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