かぁ〜なりマイナーな作品になりますが皆さん、『軍鶏(しゃも)』って漫画ご存知ですか?
軍鶏の面白さについて語りたい所ですが、それをしてしまうとかなりの長文になってしまいますので、まだ軍鶏を知らない方は下記から予習しておいてください^^
軍鶏についての熱はここでは披露しませんが、かなり面白い作品です!
ちょっと暗い漫画ですが、そこがリアルでたまらないです。
そんな、私がおすすめする漫画『軍鶏』の実写版が今回ご紹介する作品です。
軍鶏予告
あらすじ
そんな悪役主役が成嶋亮(ショーン・ユー)。
ある日、それまで優等生だった亮は親を殺します。
それが理由で少年院に収容されるわけですが、親殺しは少年院でもイジメの対象になります。
毎日ボッコボコされて、屈辱的なイジメにも遭わされます。
そんな身も心もボロボロな状態の中で、少年院の更生プログラムで空手と出会います。
亮は自分の身を守るために必至で空手を習得して、地獄のような少年院生活を乗り切ります。
そんな少年院上がりの亮が空手を武器に成り上がって行く、悪役目線のサクセスストーリーです。
軍鶏名言
稽古の成果は千回を単位として現れる
千回突けば身体が形を覚え、五千回突けば無意識に繰り出せるようになる
喧嘩の際に必要なのは自分がどうゆう状況にいるか知る事
それは相手が一人でも十人でも同じ事
間違っても逃げようなんて思うな
逃げれば必ず負ける
勝つのは先に仕掛けたほうだ
神の右手VS悪魔の左手
リーサルファイトと呼ばれる総合格闘技の大会に亮が出場し、そこで格闘技界のスーパースターである菅原直人(魔裟斗)と格闘します。
普通スーパースターである菅原が少年院上がりの亮と対戦してもメリットがありません。
この試合は、亮が菅原の恋人に手を出し菅原の激情を買う事で実現した試合です。
そこで試合の終盤、亮は自分が本当は左利きであることを思い出します。
そして最後の最後、神の右手(菅原)と悪魔の左手(亮)のパンチが錯誤します。
結果は・・・
軍鶏感想
漫画で軍鶏の大ファンだった私は当然期待を寄せて実写版も観たわけですが、結論から言うと期待外れでした、、、。
期待外れと言うか、軍鶏独特のドロドロしたものが実写では観られませんでした。
かなりクリーンな格闘映画と言った感じでしょうか。ちょっと残念です。
黒川(フランシス・ン)ももっと危ないおっさんがよかったな。映画の黒川はカッコよすぎる。
こうゆう喧嘩映画って喧嘩のシーンが命みたいなところがあるかと思いますが、そこの部分も物足りない印象でした。
小栗旬さんが主演と務めるクローズでは、そうゆうグレーな部分も表現できていて鑑賞後も満足できたんですけどね。
⇒ 【ネタバレ】クローズzero感想(主題歌、名言)高橋ヒロシも登場
ただ、悪役が成り上がって行く様子は描かれていますので、原作とは別で新鮮な感じでは観ることをおすすめします。
実写もいいけど、軍鶏はやっぱり漫画ですね。