【ネタバレ】TIME/タイム感想レビュー(篠田麻里子の声優評価)

あらすじ


近未来SF作品で、遺伝子操作で25歳で成長が止まり、以降は時間を自力で増やす世界を描いています。

この世界にはお金という概念はなくて、働いて時間を得たり、自分の時間を使ってモノを買ったりバスやタクシーに乗ったりします。

毎日、自分の残り時間(寿命)を気にしながら生きるその日暮らしのスラムに住むウィルサラス(ジャスティン・ティンバーレイク)は、ある日時間長者が生きるニューグリニッチから来た千年長者に116年分の時間を受け取ります。

しかし、その直後母親の時間が切れてしまったことをきっかけにニューグリニッチへ行き、時間長者に時間の大切さを教えて平等な社会となるように動き出すことになります。

そんなニューグリニッチで生まれつき時間長者のシルビアと出会い、シルビアと共にスラムで時間を盗んで配る活動をするわけですが、当然この世界の警察に値する時間監視局に追われる羽目になります。

犯罪者となったウィルサラスとシルバの時間の時間の使い方世直しストーリーです。

タイムバトル

"TIME/タイム『タイムバトル』
お金という概念がないので、自分の時間を使ってギャンブルなんかをするわけですが、タイムバトルと言うギャンブルがあります。

タイムバトルでは、腕相撲のように力比べ勝負をして相手の時間を奪う命がけのゲームです。

主人公のウィルサラスは、父親がタイムバトラーだったこともあり最初自分の力が弱いと思わせて、自分の時間が数秒になるまで弱いふりをして、相手の気が緩んだ最後にフルパワーを出して相手の時間を奪う必勝法でギャングにも勝っています。

最初からフルパワーでいかないのは、気が緩んだ瞬間が相手の力が弱くなる絶好のポイントになり、そこからのまた力を入れることの難しさも考慮してのことだからです。

この作品では、相手の気の抜ける瞬間を腕の時間を確認する瞬間としていますが、これはちょっと強引な設定のような気がしました。

時間がなくなったらとにかく走る

時間がなくなったらとにかく走る
あと時間イコール寿命なわけですので、自分の時間が少なくなったら走って時間を得ようとします。

キャストの皆さん、まぁ~よく走ります。

そして、何気に皆さん走り方が綺麗です。

個人的に注目してほしいのは、ウィルサラスの母親の走り方。
絶対、過去に陸上系のスポーツをやっていたかのような綺麗なフォームでした。

ウィルサラスは何がしたかったのか

ウィルサラスはシルビアと一緒にニューグリニッチから100万年ぶんの時間を盗んでスラムへとばらまきましたが、結局のところなにがしたかったんでしょうか?

作品ではスラムが崩壊し、スラムの人々がニューグリニッチに移動していましたが、想像すればあの後ニューグリニッチがスラム化しますよね。

だから、ウィルサラスは作品の根本である遺伝子操作で25歳で成長が止まるという政策に対して異を唱えることが目的だったのかもしれませんね。

だけど、大きな時間銀行に泥棒に入ったり、トラックで店にツッコんで金庫の中の時間を盗んだりと、ここでも少し設定の甘さがあって入り込めないところがありました。

篠田真理子が声優してる

シルビア役は篠田真理子が声優を担当
時間長者のお嬢様シルビアの声優には元AKB48の篠田麻里子さんが担当しています。

篠田麻里子さんの声優評価に対しては世間でも賛否両論あるようですが、私個人の意見としては声優としてはちょっと厳しいのかなって感じました。

というより、プロの声優さんの中に入ってしまうと浮いちゃうんだと思います。

臨場感とか感情がうまく入っていないように感じてしまいました。
ただ、役柄がお嬢様ということだったので、そうゆう意味ではあの感じが正解だったのかもしれませんが。

世間からの篠田麻里子の声優評価の声

篠田麻里子さんの声優に対しての世間の評判も掲載しておきますので、参考にしてください。

TIME/タイム名言

長寿の陰に多くの死がある

私の時間を無駄にするな

目の前に海があるのに入らないなんて、おかしいのはどっち?

時間は希望だから

リスクを避けながら意味もなく長生きしたって仕方ない

まとめ

TIME/タイムまとめ
篠田麻里子さんの声優に関しては、置いておいて25歳で成長が止まって時間が通貨になる設定は斬新で面白かったけど、場面場面に『それは無理だろ~』という設定があって、少々強引な感じがしました。

オチも結局何がしたかったのか不明感じもヤキモキします。

もっとウィルサラスが正義の味方みたいな役だったら見ていてすっきりするんじゃないかとも感じました。

特におすすめはしませんが、設定自体は斬新で面白かったです。