前々から見たいと思っていた作品がありましたが、通い付けのゲオに一本しかなく、いつも借りられていたので借りられずにいましたが、ようやく今日借りることができました!
今回はドキュメンタリー作品の紹介ですが、ドキュメンタリー作品は初めて紹介します!
というのも、私がドキュメンタリー作品に興味がなかったからです。
映画には、どこか非現実を楽しみにしているところあったからです。
しかし、今回紹介する作品はドキュメンタリーにも関わらず映画のような臨場感があって、終止ワクワクしながら観る事ができました。
観終わった今も、ドキドキしています。
ページ内目次
ホームレス ニューヨークと寝た男予告
評価
10点(10点満点中)
あらすじ
元モデルで長身、スマートでどこから見ても人生の成功者であるマークは、実はホームレスです。
現在はフォトグラファーと映画のエキストラの仕事をしながら生計を立てていますが、帰る先は友人が住むマンションの屋上です。
マークの一日だったり、仕事に臨む時の姿勢だったり、周囲の目だったりがドキュメンタリー形式でアメリカ版の情熱大陸のようにストーリーだっています。情熱大陸のようなナレーションはありませんが。
マークがたまに見せる、寂しい表情だったり、自分への憤りだったりが見えて、どんどん引き来まれて行きますよ。
マークの一ヶ月の必要経費
- ジムの会費125ドル
- 健康保険料280ドル
- 食費450ドル
- 飲み代300ドル以上
ホームレスの人のお金の使い方じゃありません(笑)
マークの生活で興味深かったのは、自分の健康に気を使っていた点です。
ホームレスでジムに通ってるのマークくらいじゃないかな?
このジムのロッカーがマークの生活の拠点で洋服だったり、スーツ、その他の生活用具が小さいロッカーにギュウギュウに押し込まれています。
また、街で歩いている綺麗な人をスナップしているので、その綺麗な人とそのまま飲みに行く事もあります。
食費は三食外食ですが、節約はするものの基本的には好きなものを食べていました。
私の一ヶ月の食費よりも高いです(苦笑)
ホームレス ニューヨークと寝た男名言
ようこそ、マンハッタンへ!
ここが僕の家だ。
必要最小限の暮らしは僕にもよく分かる。
だけど、上質なものが好きだ。
無上の喜びを追求せよ。
ただし、悪夢を生きる覚悟で。
信心深くはないがいつも十字を切る。
藁にもすがろうと思って。
不思議と苦じゃないよ。
サバイバルしている気分だ。
思い出より未来を見ろ!
誰にでもあるストレスが僕にはない。
僕はホームレスじゃない。
ベッドと屋根がないだけだ。
とにかく言動がスマート
なんかジローラモのような雰囲気でちょっとセクシーな感じ。
こうゆう人がモテルんだよなって感じね。
だけど、いつもどこかで不安があるって言ってました。
例えば、天気が気になるって。
雨が降ると、友人のマンションの屋上には屋根がないので、寝るときに苦労するからです。
また、友人のマンションの出入りするときには住人に気づかれないように気を使っていました。
頭は早朝に公衆トイレで洗っていましたから、周囲の目も気になる事だと思います。
なんか、人といる時のマークはほんとスマートでカッコいいだけど、一人になるととたんに不安な表情を見せるのが印象的でしたね。
ホームレスは幸せなのか?
作品を通してマークを見ると、行動に制限があって(明るいときにはマンションの屋上に帰れないなど)ハッピーなフリをわざとしているようにも見えますが、それでもマークは作品の中で『僕にはストレスはない』と言っていました。
一日一日を本当に楽しんでいるように感じました。
でもたまに自分に対して怒りを覚える時があるとも言っていました。
それは自分の母親の事を考える時にです。
親孝行が思うようにできていない自分に無償に怒りを感じるって。
でもマークに『君は幸せかい?』って聞いたら絶対にこう答えると思います。
『もちろん!』って(笑)
ホームレス ニューヨークと寝た男感想
一言でホームレス ニューヨークと寝た男を表せば、面白くて引き込まれる作品、です!
一泊二日借りたのですぐに返さなくてはいけませんが、この期間に2回観ましたからね。
で、たぶんですが、この先も観ます!
このブログも運営して3年ほど経ちますが、名言として紹介した数も過去の作品の中でもダントツに多いです!
なんかマークの言葉って刺さってくるんです!
すみません、作品観終わってすぐにこのブログを更新しているので興奮しています。
幸せのヒントがこの作品にあるような気がしました。
観て幸せになるとかじゃくて、観た後に自分で自分の幸せを見つけられるような気がします。
はぁ〜、面白かった!!!!!!!!!!!!おすすめです^^