映画館マナー10選!『笑う』『泣く』『驚く』はマナー違反?





映画館でのマナーとは

映画鑑賞マナー
参照元:全国興行生活衛生同業組合連合会

映画館を利用する人の中には、残念ながらマナーが悪い人も存在し、また達が悪いのはマナーが悪い人は自分がマナーが悪い事に気が付いていない事です。

全国47都道府県の興行組合によって映画の健全な普及活動を行っている全国興行生活衛生同業組合連合会では、映画館でのマナーとして10のことを利用者に推奨しています。

  1. 携帯電話の利用禁止
  2. 録音・盗撮機器の持ち込み禁止
  3. 禁煙
  4. 上映中のおしゃべり
  5. 劇場以外で購入した飲食物の持ち込み禁止
  6. ゴミの分別
  7. 上映時間に合わせた着席
  8. 23時以降は18歳未満の入場禁止
  9. 割引適用時には顔写真入りの身分証の提示
  10. 前の座席を押す・蹴るなどの行為の禁止

上記以外にも、各映画館で決められたマナーがありますので、映画館利用時にはしっかりと目を通すようにしましょう。

マナーが悪い客に怒りの声

マナー違反者への最適な対応方法はスタッフへの報告

映画館でのマナー違反を見つけた際の最適な方法は、劇場スタッフへ報告することです。

映画館で働くスタッフは、定期的に館内チェックとしてシアター内に回ってきます。

そのタイミングで、マナー違反者を報告する事でスタッフから注意を促してくれます。

ただ、場合によってはスタッフが見当たらないこともあるかと思いますので、その時にはおっくうでもチケットもぎりのスタッフまで報告するのがよいでしょう。

勇気のある方は、自分で注意したほうが早いと注意したくなる気持ちも分かりますが、注意がきっかけでマナー違反者に騒がれてしまったら他のお客さんにも迷惑がかかります。

また、映画館がガラガラなのであれば(映画が始まって20~30分経過していて空席であれば)席を移ってマナー違反者から遠ざかる方法も使えます。

マナー違反者を注意をすることが目的ではなく、映画を快適に観るための行動を心がけるようにしましょう。

『笑う』『泣く』『驚く』はマナー違反?

映画館でのおしゃべり禁止はマナーだと認識していただけたかと思いますが、では映画鑑賞中の『笑う』『泣く』『驚く』に関してはマナー違反になるのか?

これに関しては賛否両論あります。

『笑う』『泣く』『驚く』も常識の範囲内でということになるわけですが、日本の巨匠映画監督である山田洋次監督は『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』の完成披露試写会で、下記のように呼びかけています。

映画館で上映が始まるとき『静粛に観てください』と言われるが、この映画は静かにしてもらう必要はない。『おもしろいね』とか喋り合って、大声をあげて笑ってください。そういう映画であってほしい。

もちろん映画の内容や『笑う』『泣く』『驚く』にも限度がありますが、無理に静かにするというスタンスではなく、笑うシーンでは笑い、泣くシーンでは泣き、驚くシーンでは驚けばいいと思います。

劇場にる人がみんな揃って同じリアクションするという、そうゆう一体感も映画館ならではの楽しみ方ですよね。

子供の映画館デビュー前には特にマナーにも配慮が必要になります。

別ページにて、子供の映画館デビュー前のお役立ち情報をまとめましたのでそちらのページをご覧ください。
⇒ 子供を映画館デビューさせる前に覚えておくべき5つのお役立ち情報

まとめ


映画館での一般的なマナーをご紹介してきましたが、音や仕草に対しての感じ方も人それぞれですのでマナー違反のボーダーラインはとても難しいですね。

ただ、映画鑑賞をするということで周囲に人がいることを意味しますので、周囲への気配りは必要になるでしょう。

シリアスなシーンで袋をガサガサする行動は周囲に対して気配りのある行動と言えるでしょうか?

自分の行動が周囲への気配りのもとで行われたかどうかが映画館でのマナー違反に繋がるとても大切な指標になると思っています。

そのような事を踏まえて最後に、映画館の利用はマナーを守って利用するようにしましょう。

また、別ページでは各映画館に直接問い合わせして、子供だけの場合何歳からの入場であれば可能かにもお答えいただいていますので興味のある方は下記ページもご覧ください。

⇒ 映画館は子供だけで利用する際は何歳から可能か?